ゼロ秒思考 赤羽雄二
・リード文
よく考えてしゃべってね
よく考えて行動してね
と言われても考えが行ったり来たりで結論が出ず、時間をかけても深掘りできていない
なぜか
学校で深く考える方法を教えてくれないから
みんな知らない
心の整理をし、考えをまとめ、深める方法があったら、誰でも別人のように成長できる。
仕事ができるようになる
コミュニケーションの悩みも減り、不必要な苦しみから解放されて生きていくことができる。
引用
ゼロ秒思考やり方
それだけで「考える力」を鍛えられる。
・印象に残ったポイント2つ
・頭に浮かぶイメージ、感覚を言葉にする
何かを考え、言葉を認識する前に、すぐ消えてしまう。
もやっとした感情は、一旦忘れるが、もやもやの原因が解決するわけでないから、気分が落ちていく。
それを書いて言葉にする。
怒り、不満、不安などは、もやもやより感情が明確なぶん認識しやすく、分かりやすく言葉にしやすい。
書くことさえ躊躇しなければ、誰でも自由に書くことができるようになる。
悪口や愚痴を言いたくない感情を溜め込むタイプの人は、吐き出し口をつくることができる。
何かが気になって次のレベルまで考えられなかったところにも、気を配れるようになる。
・言葉を自由に的確に使うことを目指す。
イメージや言葉にする事に慣れてくると、だんだん自分の気持ちや思っていることをあまり苦労せずに表現できるようになる。
言いたいことがすぐ出てくるので、ストレスがない。
スムーズに表現できると、コミュニケーションで相手に伝わりやすい。
多くの仕事は、一つ一つの会話、メールのやり取りの積み重ねにより進んでいく。
それが、正確に余計な遠慮なく出来れば前に進みやすい。往々にして問題が悪化するのは、過度の遠慮や躊躇によって対策が遅れ、早期に解決できる問題・すれ違いが放置されるから。
言葉を自由に的確に使うことで、これらも全て上手くいくようになる。
・言葉の中心的意味と揺らぎを捉える
言葉への鋭い感覚を持ち、その場にあった的確にな言葉使いをする人の話は非常に分かりやすい。
言葉にブレがない。言おうとしていることがピタッピタッと理解できる。
言葉の感覚が鈍い人は、言葉使いが微妙でわかりにくいだけでなく、考えそのものがあやふやで、曖昧になりがち。自分で喋っていてもどんどんブレるし、焦って意味のないことを喋り続ける。
・浅い思考、空回りの思考を避ける
考えが浅いというのは、文字通り深く考えておらず、表面的にしか考えていない状況。
考えていないので「それはどういう意味ですか?」にすぐ詰まってしまう。
自分の使った言葉がどういう意味なのか、相手にどう受け取られるか、どう説明するといいのか考えておらず突っ込みどころ満載。
・考える時間の長さとアウトプットの量・成果はほとんど比例しない。速い人はびっくりするほど速く、遅い人は許し難いほど遅い。
時間をかければ考えが深まるとは限らない。
なにをすべきか明確に分かって、色んな問題が起きても慌てず騒がず、成果が出る。結果として自分に自信がつき、自然体でいられる。
・実践 1つ