人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」【リュ・ハンビン】書評/要約 ルーティンを続けるためには?
1.悩みは何か
・家に帰って副業したいのにダラけてしまう
・筆者も帰宅後、疲れて寝るだけだった。
始まりは一人カラオケから、帰宅後に2度目の1日を始められるようになった。
2.読もうと思ったきっかけ
・本屋でタイトルを見た時、帰宅後ルーティンを作りたいと思っていた所だったからビビッときた!
3.印象に残ったポイント
・休日にまとめてやろうとしても意外とできない。3時間以上同じことに集中し続けるのは、決して容易ではないからだ。
p29.引用
時間がたっぷりあると思えば、効率は落ちる。自由時間が多いというのは、かえってより上手にセルフコントロールする力が求められるということだ
・目標を立てても、目標が遠いと果てしなく思えてしまって挫折してしまう。
大切なのは頻繁に目標についてあれこれ考えるのではなく、ただちにすべきことにのみ集中すること。目標や行動計画を立てる目的は今すぐやることに集中するためだから!
p112多くの人が将来について取り越し苦労している。でも心配するだけでは何も変わらず、まだ起きていないことを自分がコントロールできる能力はない。
4.具体的な方法
・マンダラチャート
・アクションプランナー
・イブニングプランナー
・デイリープランナー
5.感想
p72.
夢はいわゆる本業でだけ叶うものではない。
6.引用
p29.3時間以上同じことに集中し続けるのは、決して容易ではない。時間がたっぷりあると思えば、効率は落ちる。
p72.夢はいわゆる本業でだけ叶うものではない。
p104.大谷翔平マンダラチャート
p110.大切なのは頻繁に目標についてあれこれ考えるのではなく、ただちにすべきことにのみ集中すること
p127「理想の私」と「今の私」を比較して挫折するくらいなら、目標を決めない方が良策かもしれない。
予想外の大きなチャンスが、いつだって意外な瞬間に、まるでプレゼントのようにもらえることがある。そして、そのチャンスは準備が整っているときにだけつかめる。
p174ネットで情報探すより行動する方が早い
p194重要性ばかり重視して無理すると、体は正直に反発する
p200ハビットトラッカーを活用したい
p224「明日は今日より2倍やりたくないだろう」と。なぜなら物事には、慣性があるからだ
p233一瞬で消えてしまう幸せと長く続く幸せを混同しないようにしよう
p252キムヨナ、何も考えてません。ただストレッチするだけです。
p267好きなことを一生懸命やって、嫌いなことをラクに片づけよう
考えすぎない人の考え方
・幸福に必要なこと、心身が集中することである
・情報が多すぎると小さなことがどんどん気になってしまう
・言葉以上のものを、勝手に受け取らない
友好的に接すれば、人は友好的に接して返してくれる
・ちょっとざわついてるくらいの環境の方が脳にとってはいい
・頭を使う時には、頭を使わない行動もちょい足しすると効率が良くなる
・さまざまなことを経験し、多様な感情を味わいながら、あるがままを受け入れていくことが究極の幸せである
・見た目を整えることは、心を整えることに繋がる
くもをさがす 西加奈子
医療を受けることが日本では、当たり前にできることなのに、バンクーバーではそうでない。
国によって、医療体制が違うことを思い知らされた。
人によっては軽く見られていると感じてしまう対応を、西さんは、軽い訳じゃなく、自分の人生と割り切った愛の形なのだと感じられていたことは凄く印象に残った。
言ってしまえば、日本人の過剰な情は日本の良い文化ではあるものの、そこまでする必要はない。
勝手に手を出してしまう、差し伸ばしてしまう情ではなく、自分がサポートしたいと思ったから動ける愛の形がバンクーバーの人らしさで、自分にも取り入れたい部分だと思った。
闘病生活の話なので、読んでいて心苦しくなる時もあったけど、西さんの気持ちの作り方、持ってきた方は凄く勉強になったし、強い生き方だった。
手術室へ向かう時には、コミカルに関西弁で自問自答しながら向かう西さんの姿に、笑いながら泣きそうになった。
スタンフォード式最高の睡眠
・最初の90分の睡眠で質が決まる
→徹夜よりも100分寝て、作業がはかどる
3大メリット
・寝ているだけで自律神経が整う
・グロースホルモンが分泌され
アンチエイジング効果があり、
活き活きと活動できる
・脳のコンディションが良くなる
・人生の1/3の睡眠の質を上げて、残りの2/3のパフォーマンスをあげる
・夢はノンレム睡眠中でもおこる
現実とかけ離れた夢を見る
起こされるとどこここ?状態
レム睡眠中の夢は現実に近い
起きる準備をするため
見たい夢を見る実験は失敗した
・最初の90分が乱れれば、夜の世界があけた途端「苦しい現実世界」の幕が上がる
・睡眠は量ではなく質である。8時間睡眠より6時間睡眠の方が目覚めが良い場合もある
・スマホやパソコンが睡眠に影響するのは、ブルーライトというよりは、操作で脳を刺激するから
→交感神経を刺激して90分の質が悪い
・寝る前は、退屈をつくる
→目を瞑って頭に考えが浮かんだらメモで吐き出す これは理にかなっているかも
寝る前に瞑想する
・寝る前は、無駄なことを考えないように睡眠ルーティンを作る
→日記他、今の習慣は○
・睡眠時間の前倒しは困難
就寝直前2時間前は、脳が眠りを拒否する睡眠禁止ゾーンに入り眠りにくい
→いつも通り寝て、睡眠時間1時間削るが○
ミーティングでは質問する。細かなことでも発言する。疑問はその場で解決する。そう思えば、眠気も消える
旅のラゴス 筒井康隆
人生は旅である。
そう思わせられる本
多くの人と出会い関わり、
多くの本を読み無心で学び、
自分の信念を持って過酷な状況も乗り切る。
ラゴスの旅は人生の本質的な楽しみ方を教えてくれる。
物語は、集団転移で異空間を超え、別の場所へ移動する牧畜民族、人の話したことを全て暗記できる能力、そんな超能力を持つ者がいる世界で1人の男ラゴスが北から南へ、南から北へ旅する物語。
なぜこの世界の人たちは超能力を開花させたのか、この世界は何から始まったのか真実を求める旅。そんな旅の中で、多くの人との出会い別れが実は旅の醍醐味であり、心温まるシーンが沢山ある。
250ページの比較的短い小説でありながら、読了後は大冒険をした後のような気持ちになった。
ゼロ秒思考 赤羽雄二
・リード文
よく考えてしゃべってね
よく考えて行動してね
と言われても考えが行ったり来たりで結論が出ず、時間をかけても深掘りできていない
なぜか
学校で深く考える方法を教えてくれないから
みんな知らない
心の整理をし、考えをまとめ、深める方法があったら、誰でも別人のように成長できる。
仕事ができるようになる
コミュニケーションの悩みも減り、不必要な苦しみから解放されて生きていくことができる。
引用
ゼロ秒思考やり方
それだけで「考える力」を鍛えられる。
・印象に残ったポイント2つ
・頭に浮かぶイメージ、感覚を言葉にする
何かを考え、言葉を認識する前に、すぐ消えてしまう。
もやっとした感情は、一旦忘れるが、もやもやの原因が解決するわけでないから、気分が落ちていく。
それを書いて言葉にする。
怒り、不満、不安などは、もやもやより感情が明確なぶん認識しやすく、分かりやすく言葉にしやすい。
書くことさえ躊躇しなければ、誰でも自由に書くことができるようになる。
悪口や愚痴を言いたくない感情を溜め込むタイプの人は、吐き出し口をつくることができる。
何かが気になって次のレベルまで考えられなかったところにも、気を配れるようになる。
・言葉を自由に的確に使うことを目指す。
イメージや言葉にする事に慣れてくると、だんだん自分の気持ちや思っていることをあまり苦労せずに表現できるようになる。
言いたいことがすぐ出てくるので、ストレスがない。
スムーズに表現できると、コミュニケーションで相手に伝わりやすい。
多くの仕事は、一つ一つの会話、メールのやり取りの積み重ねにより進んでいく。
それが、正確に余計な遠慮なく出来れば前に進みやすい。往々にして問題が悪化するのは、過度の遠慮や躊躇によって対策が遅れ、早期に解決できる問題・すれ違いが放置されるから。
言葉を自由に的確に使うことで、これらも全て上手くいくようになる。
・言葉の中心的意味と揺らぎを捉える
言葉への鋭い感覚を持ち、その場にあった的確にな言葉使いをする人の話は非常に分かりやすい。
言葉にブレがない。言おうとしていることがピタッピタッと理解できる。
言葉の感覚が鈍い人は、言葉使いが微妙でわかりにくいだけでなく、考えそのものがあやふやで、曖昧になりがち。自分で喋っていてもどんどんブレるし、焦って意味のないことを喋り続ける。
・浅い思考、空回りの思考を避ける
考えが浅いというのは、文字通り深く考えておらず、表面的にしか考えていない状況。
考えていないので「それはどういう意味ですか?」にすぐ詰まってしまう。
自分の使った言葉がどういう意味なのか、相手にどう受け取られるか、どう説明するといいのか考えておらず突っ込みどころ満載。
・考える時間の長さとアウトプットの量・成果はほとんど比例しない。速い人はびっくりするほど速く、遅い人は許し難いほど遅い。
時間をかければ考えが深まるとは限らない。
なにをすべきか明確に分かって、色んな問題が起きても慌てず騒がず、成果が出る。結果として自分に自信がつき、自然体でいられる。
・実践 1つ
汝、星の如く【汝、星の如く】
号泣した。
前半の展開からは、想像もつかない後半の展開に読む手が止まらなくなった。
青春恋愛小説のイメージで読んだから、思ってた感覚と違いすぎて、感動し過ぎた。
かいとなおとが再出発する場面で、めっちゃ泣けた。夢を追うシーンで泣ける小説は、今までで初めて出会ったかも。
何歳になっても夢や希望を持つカッコ良さと、素晴らしさを感じた。
そして、なによりも人を愛する形は人それぞれであって、周りの言うことなんて関係ない。自分がどうしたいか、どう思うかで決めればいい。
そんな愛情を認めてあげられる人間になりたいと思った。
・夢って夢中になれるもの